「うちはInstagramをやっているけれど、ホームページも要るのだろうか」。お店や事務所をされている方から、いただくことのある質問です。
結論から言うと、Instagramだけで十分なお店もあります。そして、ホームページがあると仕事がぐっと楽になるお店もあります。どちらの仕事かによって、答えが変わります。
この記事では、その分かれ目と、2つの上手な使い分けを、なるべくやさしい言葉でまとめました。PLAYFUL Designの播磨が書いています。
1. Instagramだけで足りるお店の条件
次の4つがそろうお店は、Instagramだけでも十分にやっていけることが多いです。
- 衝動買いされやすい:見て「おいしそう」「かわいい」と思ったその場で、来店や購入につながる
- 単価が低い:1回のお会計が小さく、失敗しても気軽にやり直せる
- お客様が近所の人:地元の方が、散歩や買い物のついでに立ち寄る
- 写真の印象で決まる:料金や条件の細かい説明より、見た目や雰囲気が決め手になる
たとえば、街のパン屋さんや雑貨店、小さなカフェなどです。毎日の投稿で「今日はこのパンが焼けました」と伝えるだけで、足を運んでくれる人がいます。
こうしたお店は、無理にホームページを作らなくても大丈夫です。まずはInstagramに力を入れるほうが、成果につながりやすいでしょう。
2. ホームページがあると楽になる5つの場面
一方で、次のような場面が多い仕事は、ホームページがあると、あなたの説明の手間が減ります。
①料金と流れを、1か所にまとめたい
「いくらぐらいですか」「どんな流れで進みますか」という質問に、毎回メッセージで答えていませんか。ホームページに料金の目安と流れを書いておけば、お客様は自分で確かめてから連絡できます。
②投稿が流れて消えるのを防ぎたい
Instagramの投稿は、時間がたつと下へ流れていきます。新しく見に来た人が、半年前の大事な投稿までさかのぼってくれないことが多いです。ハイライトや固定投稿で情報を置くこともできますが、置ける量や見つけやすさには限りがあります。
施工事例や実績、お客様の声のように「ずっと見てもらいたいもの」は、ホームページに置いておくと、いつでも見つけてもらえます。
③比べて選ばれる仕事である
工務店、リフォーム、税理士や行政書士などの士業、習い事の教室のように、金額が大きい・失敗したくない仕事では、お客様は何社も見比べます。
このとき、多くの方が確かめたいのは「きちんとした会社か」「料金の目安は」「実績は」といった、写真だけでは分からないことです。ホームページに書いてあると、比べられる土俵に立てます。
④検索で見つけてもらいたい
「○○市 リフォーム」「相続 相談 行政書士」のように、困ったときに検索する方は多くいます。ホームページがあれば、こうした検索で見つけてもらえる可能性が生まれます。Instagramは、投稿を見に来てもらわないと出会えないことが多いです。
⑤問い合わせ・予約の入口を1つにしたい
電話、DM、メール、LINEと、連絡先が散らばっていると、お客様もこちらも見落としが起きます。ホームページに問い合わせフォームや予約の案内を置けば、連絡の入口を1つにそろえられます。
3. 役割分担で考える:Instagramは入口、ホームページは決め手
ここまで読むと「どちらか1つ」と思われるかもしれませんが、おすすめは役割分担です。
- Instagram:知ってもらう「入口」。日々の仕事ぶりや雰囲気を伝え、親しみを持ってもらう
- ホームページ:選んでもらう「決め手」。料金・流れ・実績・連絡先など、判断に必要な情報をきちんと置く
たとえばリフォーム店の場合。Instagramで施工中の様子を見てもらい、「この会社、丁寧そうだな」と興味を持ってもらいます。そのあと、ホームページで施工事例や料金の目安、会社の情報を確かめて、安心して問い合わせる。そんな流れです。
逆に、ホームページだけを作って何も発信しないと、見つけてもらう入口が少なくなります。両方が、それぞれの得意なことを受け持つのが、いちばん無理がありません。
4. よくある質問
Q1. 無料のホームページ作成サービスで十分ですか?
無料で始められるサービスもあり、まず試してみるには手軽です。ただ、サービスによっては、広告が表示される、「〇〇.com」のような自分専用のアドレスにできない、思ったとおりの見た目にできない、といった制限があります。
比べて選ばれる仕事では、ホームページは「お店の顔」です。見た目や信頼感を大事にしたい場合は、有料でも自分専用のアドレスで作るほうが安心です。
Q2. 作ったあとの更新は大変ですか?
「作ったけれど、更新できずに放置してしまう」という方もいます。更新が大変な理由の多くは、作りが複雑なことです。
最初は、トップページ1枚に、料金・流れ・連絡先だけをのせる小さな形でも十分です。よく変わる部分(お知らせや施工事例)はInstagramに任せ、ホームページは「あまり変わらない大事な情報」に絞ると、更新の手間がぐっと減ります。頼める人がいるなら、更新をお任せする方法もあります。
Q3. 費用はどれくらいかかりますか?
金額は、ページの数や写真、作ったあとの更新をどこまで頼むかで変わります。払い方の違いや、作ったあとにかかるお金は、1本目の記事「工務店のホームページ、いくらかかる? 3つの払い方の違い」にくわしく書きました。
当社の場合は、トップページ1枚・1年間の更新込みで33,000円(税込)の「1年後に判断プラン」からご用意しています。2年目からのサーバー代・ドメイン代などは、料金ページをご覧ください。
5. まずは、自分の仕事がどちらか考えてみる
- 衝動買いされやすく、単価が低く、近所のお客様が中心で、写真の印象が決め手 → まずはInstagramで十分
- 比べて選ばれる、金額が大きい、料金や実績の説明が必要 → ホームページがあると楽
迷うときは、「お客様から同じ質問を何回受けているか」を思い出してみてください。同じ質問が何度も来るなら、その答えを置いておく場所が、ホームページです。
試作を見てから決められます
「うちはどちらだろう」と、文章だけで考えても分かりにくいものです。
PLAYFUL Designでは、ホームページの試作を無料でお作りしています。屋号とお仕事の内容を伺い、1週間ほどで、実際に動く試作をお見せします。
ご覧になってからお断りいただいても、費用はかかりません。「Instagramだけで足りるか、ホームページも要るか」というご相談も、どうぞお気軽に。
PLAYFUL Design 播磨

